“THE MAN CAVE”

間仕切りをなるべく無くすことで、1つの大きな部屋、一体感のある空間を作り上げたリノベーションです。

施主様は男性。“男の隠れ家”的な部屋に憧れ、その要望をふんだんに盛り込んだお部屋が出来上がりました。

まずお料理好きだという施主様のご意向に合わせ、まずはキッチン周りのデザインを設計。マンションの構造上動かせなかった柱にはブリックタイルを貼り、存在感をアピールしています。そのブリティッシュな雰囲気からキッチンは逆算してデザインを決定。


フローリング、コンクリート、塗装壁と様々な顔を持つ部屋に仕上がっている

間接照明中心のバーカウンター風のデザインのキッチンが完成しました。一人でゆっくり飲んでもよし、友人を招いて食事を振るまっても良しという、コミュニケーションスペースになっています。

バーカウンターのようなキッチンスペースが目を引く

天井には存在感のあるシーリングファンを設置。これは施主様支給品となっており、リゾート地のカフェのようなムードを醸し出しています。

生活感を出さず、ムーディーな雰囲気を出すことにこだわったこちらのお部屋。照明も電球やスポットライト、ペンダントライトなどを設置し、細部までのこだわりが楽しいリビングとなりました。

 

色彩を変えたデザインにも注目

もう一つリビングで注目したいのが、天井、壁、床で色彩や風合いを変えている点です。
まとまりのある部屋というよりも、変化を楽しめる部屋をご希望された施主様。

照明一つにもこだわっている
そこで天井はシーリングファンを目立たせるために、あえてスケルトン状態に。

天井には照明付きのシーリングファン

床は逆にぬくもりを感じられるアンティーク調のランドオークのフローリングを採用。壁は白と黒のモノトーンの塗装壁と、一面一面持ち味を変えました。

キッチンもブリックタイル以外にモザイクタイルも使用。収納扉は木目が見える施主様支給の扉を使用など、パーツひとつひとつにこだわりながらも、それぞれが喧嘩せず調和を感じられる、インダストリアルデザイン風のお部屋が完成しています。

雰囲気を盛り上げるブリックタイル


そのまま電球型の照明はおもちゃっぽさもありユニーク

 


洗面所は無機質でクールな雰囲気に

 

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